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ライ王のテラス
2016年3月13日12時半開演 赤坂ACT
縦軸に王とバイヨン寺
横軸に棟梁と娘
前後軸にナーギーと南宋の人
回転軸に愛
空間軸と時間軸は無い。
幕が下りた時に泣いてしまった。感激の涙でもなく、悦びの涙でもない。もちろん悔し涙でもない。なんの涙だろう。
流れよ、わが涙と老いた占い師は言った。
20代、30代の女性がほとんどの観客席だが、ちらほら俺と同年代の男女がいた。一緒に行った女の子は「文学少女だったのかもしれないわよ」と言うが、俺は「いや、火炎瓶を投げていたに違いない(笑)」と。
開演前にソフトクリームとエスプレッソのセットを女の子に御馳走になっちゃった。これで善し。
タロット的に言えば、この世の中にソードⅢはあるし、避けることは出来ない。それでもワンドⅢの下でペンタクルスⅢとして動き、生活をカップⅢにする。正しい。
南宋の人たちも、そうやって生きている。
そんなことは勿論知ったうえで大義を生死とする。
さて、どんな死に方をすれば幸せかな。
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