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Ⅷ力

8力

魔術師のカードに描かれている同じシンボルを頭上に頂いた女性が、微笑みながらライオンの顎を閉じています。
彼女とライオンは互いに慈愛のまなざしで見詰め合って目を逸らしてはいません。

彼女が持っている剛毅さが荒々しいライオンを静かにさせたのです。
<剛毅木訥仁に近し(意思が強く強固で、素朴で口数が少ない人が理想である仁に最も近い人です)>ということが論語に書かれています。洋の東西を問わず、剛毅であることは徳性の向上には欠かせません。
剛毅は、徳の位において最高位の一つであり、【ⅩⅩⅠ世界】へとむけての神聖な統合と関係しているようです。
ライオンが我々の中にいるように、白い衣を纏った女性も我々の中にいます。
聖なる白。けがれなき純粋さも私たちの中に必ず存在しています。何も犯さない、傷つけない、くじけることも弱気になることもなく全てを包み込みこむ魂が、私たちに内在しています。
ライオンは花飾りで繋がれ導かれています。花飾りの赤い花は魔術師にも描かれていた薔薇のようですね。
誰の中にもあるライオンのような荒々しい野生の獣性を、たゆまぬ行動とくじけない心で静かにさせていく姿は理想です。

地上に花を咲かせること。共存共栄、これこそが理想であるけど、一番難しいものです。
女性とライオンを結び付けている花飾りは、二者の合体、理想を求める人間と欲を満たしたい獣性との一体化のシンボルです。
魔術師に描かれていた赤いバラから、〈意思〉をイメージしてもいいでしょう。聖なるものと獣なるものが運命として結びついたときに、私たちは強い意志を持ち、ハイヤーパワー(自分を超えた大いなる力)の前に頭をたれ、全てを委ねる事ができます。
ある神秘思想家の言葉です。「魔術とは意志により意識に変革をもたらす技術である」

背景に描かれている大自然は、神の守りを表す黄色の空、成長のシンボルカラーで描かれている草原、精神性の高さを表す山、その山は平穏さの象徴である青で描かれています。
自然と一体化したならば、私たちの中にある聖なるものと獣なるものも結び付けられ、善でもなく悪でもない存在として、ただひたすらに魂の成長を目指す存在になるでしょう。

タロット・メモ抜粋

 

最近は、善でも悪でもないもの、楽でも苦でもないものに興味があります。

 

今夜、帰宅して「暑いのはもう飽きた」と妻に言ったら、「もう飽きちゃったの、そりゃ大変だ」と笑ってくれました。

63回も夏を経験したら、そりゃ飽きる。

 

炎暑でも厳寒でもなく、春秋の心地よさでもない季節。

鈍感になるってわけじゃなく、苦楽から離れた心の持ち方を模索中です。

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